文化庁地域文化芸術振興プラン推進事業 和歌山県世界遺産公演PartW

「〜渡辺貞夫と子どもたち〜Share the World in Kumano こころつないで」

日 時:2010年3月27日(土)14:00開演
場 所:和歌山県田辺市本宮町大斎原(熊野本宮大社旧社地)

出 演:渡辺貞夫バンド 
     和歌山県立田辺高等学校合唱団
     ESCOLA JAFRO

 3月25日(木)関空から専用バスにて白浜を経由し,熊野本宮町へ向かいました。あいにくの悪天候でしたが,本宮町に近づくにつれ,自然が豊になり,満開を迎えた桜の木が目立つようになりました。   今回のコンサートの会場となる大斎原(おおゆのはら)の大鳥居です。高さ約34mで日本一の大きさだそうです。平成12年に完成しました

 
 今回のコンサートの会場となる大斎原(おおゆのはら)は,本宮大社の社殿があったところです。
 昨日までの雨がうそのように晴れ上がった空を背景に,桜の木が咲き乱れていました。

 大斎原のすぐ横を流れる夕暮れ時の熊野川です。新宮から本宮大社までを船で行き交うこの川も,熊野古道の一部でした。
 リハーサルを終え,貞夫さんたちと熊野本宮大社へお参りをしました。旗に書かれているのは,熊野権現の使いである三本の足を持つ八咫烏(やたがらす)です。

 創立年代は不明ですが,後鳥羽上皇も参拝したと伝えられた頃より大斎原(おおゆのはら)に鎮座していた本殿は,明治22年に大洪水に会い,この高台の上に移転しました。
 みんなで,明日のコンサートの成功を祈願しました。お参りしているのは,本宮大社の主祭神である家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)を祀る第三殿です。

 祈祷を終えて,九鬼(くき)宮司さんから記念の品々をいただきました
                  
 3月27日(土)の本番の日,少し早く会場へ出かけて,大斎原を散策しました。暖かい春の日差しでした。

 満開の桜を背景にしたステージで,本番が始まりました
 
ステージには,時折桜の花びらが舞い,すてきな演出となっていました。










 今回は,すばらしい企画に参加をさせていただきました。また,世界文化遺産にも触れることができ,メンバーたちにとっては,貴重な体験となりました。

 田辺高等学校合唱部が演奏した「手紙」と貞夫バンドと一緒に演奏した「ジョイフルジョイフル(Joyful, joyful)」のパフォーマンスも心に残る演奏でした。

 このコンサートを実現させるために関わってくださったすべての方々に,感謝の気持ちでいっぱいです。


                               ページ内の画像の無断使用,無断転載は,お断りします。
                                    
Copyright(C) jafro.net All Rights Reserved
inserted by FC2 system